【費用公開】20坪の平屋はいくらかかった?土地・建物・外構すべての内訳を公開!

家づくり・すまい

はじめに|「20坪の家って、おいくら?」と聞かれることがあるので…

「小さな平屋を建てたいけれど、実際いくらかかるの?」

私たちも家づくりを始める前、何度も検索しましたが、なかなかリアルな情報には出会えませんでした。

そこで今回は、わが家が実際にかかった費用の内訳を、項目別にご紹介します。


20坪・2LDK平屋の基本情報|家族構成や間取りについて

まずは、家の基本情報をご紹介🏠

  • 家族構成: 夫婦+子ども2人(当時2歳&0歳)
  • 延床面積: 約20坪の平屋 間取り: 2LDK+ファミリークローゼット
  • 構造: 木造2×4工法
  • 建築会社: 地元の工務店
  • 土地購入: あり(建物とセットで購入)
  • 完成時期: 2021年12月

20坪の平屋にかかった総費用は2,600万円!内訳を詳しく解説

すべて含めた総費用は、**約2,600万円**でした。

ざっくりとした内訳は、こちらの通りです。

※地域や時期、建築会社によって金額は異なりますので、あくまで一例としてご覧ください。


土地代・建築費・外構・諸費用の内訳とポイント

▷ 土地代(約900万円)

  • 面積:約44坪
  • 地盤改良なし
  • 1.5km圏内に小中学校あり
  • 夫が職場に自転車で通える距離
  • 徒歩圏内にスーパー・ドラッグストア・バス停あり
  • 坂道がなく、老後も暮らしやすい街並み

将来の暮らしやすさも考えて、土地を決めました。


▷ 建物本体工事費(約1,500万円)

  • 外壁:窯業系サイディング
  • 屋根:ガルバリウム鋼板
  • 床材・キッチン設備:中グレードを選択
  • 一部、造作家具や照明をオプション追加

▷ 諸費用・その他(約100万円)

  • 火災・地震保険
  • 登記関連費用・印紙代
  • 上下水道分担金
  • ローン関連の事務手数料など

▷ 外構工事(約100万円)

  • 駐車場2台分のコンクリート打ち
  • 防草シート+砂利
  • フェンス
  • 車止め

予算オーバーを防ぐために工夫したこと|我が家の削減ポイント

家づくりが進むと、つい「あれもこれも」と欲が出てしまいます。

私たちが意識したのは次のようなこと:

✅ 見た目よりも、機能性に予算をふる

✅ 使用頻度の高い場所には、オプションを積極的に採用

✅ 標準仕様でも不要なら、勇気を出して削る

わが家にとって**「必要なもの」と「そうでないもの」**を見極めることで、ムダな出費を削ることができました。


追加してよかったオプション・減らして正解だった標準仕様

◎ 追加オプション

・建具: 開き戸 → 上吊り引戸へ

→ 開けっぱなしでも邪魔にならず、床にレールがないから掃除もラク

・キッチン: タッチレス水栓

→ 水栓の根元が汚れにくく、掃除の手間激減

・トイレ: TOTO ネオレスト

→ 掃除のモチベが上がるお気に入り

・スタディスペース: リビングに造作

→ 夫の在宅ワークが快適に


◎ 減額オプション

・勝手口 → FIX窓に変更: 断熱性アップ&節約

・掃き出し窓 → 腰高窓: 家具配置しやすく、断熱性も◎

・お風呂・ファミクロの窓をなくす: 掃除不要&断熱性アップ

・リビングドアを撤去: 実際は開けっ放しにするので不要でした

・カーテン・カーテンレールやめる: DIYでウッドブラインド&ロールスクリーンに

・シーリングライトをやめる: 賃貸感を避けて照明計画を見直し


💡 オプション費用まとめ:

追加オプション:約100万円

減額オプション:約50万円

トータル:+約50万円

標準仕様をそのまま採用するのではなく、不要なら削って「本当に欲しいもの」を足す、これが一番満足できる選び方だと感じました。


無理のない家づくりで叶えた、ちょうどいい平屋の暮らし

教育費や老後資金がこれからかかってくる中でも、背伸びしすぎずに手に入れたこの家が、わが家にとって「安心して暮らせる毎日」につながっています。

これから家を建てる方の参考になれば嬉しいです。


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