🌼 はじめに|小さな家でも住宅ローンの不安はある
家を建てることは、人生で一番大きなお金の使い道のひとつです。
わが家も例外ではなく、「このローンを本当に返していけるだろうか」と何度も夫婦で話し合いました。
わが家は平屋20坪・4人家族で暮らしています。
土地と建物を合わせた総額はおおよそ2,500万円ほど。
そこから一部頭金を用意し、残りを住宅ローンで借り入れました。
この記事では、小さな家を選んだわが家が、住宅ローンを無理なく返せるように、どんな計画や工夫をしたのかを正直にお伝えします。
同じように住宅ローンを検討中の方や、返済に不安がある方の参考になれば嬉しいです。
🏡 わが家の住宅ローンの詳細

わが家の家づくりは、土地と建物を合わせて約2,500万円という予算で計画しました。
頭金は手元の貯金から一部用意し、残りを住宅ローンで補いました。
✅ 返済期間:30年
✅ 月々の返済額:65,421円
✅ 金利タイプ:20年固定金利(21年目から変動金利)
20年固定金利を選んだ理由は、子育て期間中に金利が上がっても焦りたくなかったからです。
わが家は私が専業主婦で、夫の給料も大きくは増えにくい働き方なので、家計の見通しが立てやすい安心感を優先しました。
また、ボーナス払いは設定していません。
夫のボーナス額は年によって変動するので、毎月の収入だけで無理なく返せる金額にすることを重視しました。
💡住宅ローンを無理なく返すために考えたこと
住宅ローンを返すうえで、わが家が最優先にしているのは**「無理のない返済計画」**です。
そのために、家の購入金額は
✅ 今後50年間賃貸で暮らした場合に必要になる住居費(家賃・更新料・保険・引越し代)
と
✅ 家を建てた場合に必要なお金(土地・建物・ローン利息・保険・固定資産税・修繕費)
を試算し比較しました。
この2つがほぼ同じ総額になるように計画を立てるのが、わが家の「身の丈に合った借入額」と考えています。
🏠 賃貸と同等の支払いで、賃貸以上に快適に暮らすこと
これがわが家の20坪の平屋のコンセプトでした。
✨ 住宅ローンが家計にもたらした変化

そもそも無理な借入はしなかったので、賃貸時代と今とで暮らし方は大きく変わりません。
ただ、家を建てたことがお金の不安と向き合うきっかけになりました。
- 夫を亡くした場合の遺族年金はいくらか
- 最低限必要な生命保険額
- 夫婦の年金受給見込み額
- 準備すべき老後資金
- 家の維持費や修繕費の目安
- 教育費の時期と必要額
こうしたことを具体的に調べるうちに、自然とお金の知識が増え、家計管理にもメリハリが生まれました。
教育資金・老後資金・修繕費はしっかり貯めつつも、年に1〜2回は旅行に行ったり、新しい習い事にチャレンジしたり、週に一度夫婦で美味しいものを食べに出かけることができています。
もともとお家時間が好きなので、DIYし放題のお家で 模様替えを楽しんだり、ペットと遊んだり、季節の手仕事をする時間に、しみじみとした幸せを感じます。
賃貸時代よりも、今のほうが「満足度の高いお金の使い方」ができている気がします。

🌿 まとめ|住宅ローンは「維持費」とセットで考える
わが家にとって**「小さな家×無理のないローン」**はベストな選択でした。
毎月の支払いに追われず、日々を楽しみながら暮らせています。
これから住宅ローンを考える方には、ぜひ固定資産税・修繕費・火災保険・地震保険などの維持費を視野に入れて、月々の支払いをイメージしてみてほしいです。
💡 賃貸の家賃=住宅ローンの返済額…にはなりません。
住宅メーカーの営業さんに
「固定資産税・修繕費・保険料・ローン利息も含めた額で比較するといくらですか?」
と質問してみてください☺️
身の丈に合った金額で家を建てることで、住宅ローンの不安はずいぶん軽くなると思います。
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