限られた収入でも豊かに暮らす方法|一馬力・専業主婦でも安心できる家計の工夫

家とお金のこと

「どうやってやりくりしてるの?」「一馬力って厳しくない?」
実は、夫が友人や職場の同僚からこんなふうに驚かれることがよくあります。
たしかに今の時代、共働きでないとやっていけないという声をよく耳にします。

ですが我が家は現在、夫の一馬力収入+児童手当のみで、家族4人が暮らしています。
しかもありがたいことに、「豊かに暮らしているように見える」と言ってもらえることも。

「一体どうやってるの?」と思われるかもしれませんが、今日はその理由を、“限られた収入でも豊かに暮らす方法”という視点でお伝えしてみようと思います。


一馬力でもやっていける理由|支出の見直しが最重要

まず最初に伝えたいのは、「収入はいくら必要か」よりも、「どう使っているか」のほうが何倍も重要だということです。

我が家のように、手取り年収が世間的に高くなくても、

  • 住居費を無理のない範囲に抑える
  • 保険を必要最低限にする
  • 自家用車の台数や維持費を見直す

こうした固定費の最適化で、ぐんと暮らしやすくなります。

「家計の黒字=幸せ」とは限りませんが、「赤字のストレス」は確実に幸福度を下げます。
我が家は、“身の丈の暮らし”を整えることが、一馬力生活の土台になっています。


収入より大事なもの|年収1000万円でも赤字だった実家の記憶

私のお金に対する考え方の原点は、実家での経験にあります。

両親は共働きで、当時の世帯年収はおそらく1000万円を超える時もあったと思います。
それでも、母が電卓を叩きながら「今月は赤字かな」とつぶやいた場面を、今でも覚えています。

「父も母も一生懸命働いて稼いでいるのに、なぜ家計が赤字になるんだろう?」
子どもながらに、素朴な疑問が湧いたのを覚えています。

今振り返ると、子どもが4人いて塾や習い事、遠征費がかかり、住宅ローンもありました。
食の安全や健康を大切にしてオーガニック食品を選ぶことも多く、子ども達のことを思っての支出が重なっていた時期だと思います。

支出が多いと、たとえ収入が高くても家計は赤字に転じることがある。
そんな現実を、子どもながらに肌で感じた体験でした。

この経験から私は、「お金はいくらあれば安心というより、使い方の方が重要」という価値観を自然と持つようになりました。

収入の多さだけで豊かさは決まらない。
限られた収入でも、工夫や考え方次第で、安心できる暮らしはつくれる——今の私の暮らし方のベースには、そんな原体験があります。


稼ぐより節約?|少ない頑張りで未来の安心をつくる

例えば、一万円を稼ぐには、交通費や税金、労力がかかります。
でも一万円を節約するには、行動ひとつ変えるだけで済むことも多いです。

さらに言えば、その節約した一万円を投資に回せばどうなるでしょう?

年利7%のインデックス投資で30年間運用すれば、およそ8万円になります(複利効果の力すごいですね!)。

つまり、「少ない頑張りで最大のリターンを得る」ことができるのが、家計管理+長期投資の強み。
私はここに、専業主婦でも未来の安心を作れる道がありそうだと感じています。


働き方に疲れた過去|「頑張り続ける人生」に疑問を持った日

実は私自身、以前は正社員で朝から晩まで働き詰めの“社畜”時代がありました。
その後、研究職として働いたこともあります。どちらも、自分なりに結果は出せました。

でも…「200%の力で頑張らないと成果が出ない」という働き方に、ある日ふと限界を感じたのです。
“私はいつまで頑張ればいいんだろう”と途方に暮れた瞬間がありました。

そんなとき、何気なく思い出したアンパンマンのマーチに、不意に泣きそうになったことがあります。
「なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ」

「なにがきみの幸せ なにをして喜ぶ わからないままおわる そんなのはいやだ」
あの歌詞が、心の奥に刺さりました。


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まとめ|収入が限られていても、心豊かに暮らすために

今の我が家は、

  • 収入が限られているからこそ、支出のコントロールに本気になれた
  • 一馬力だからこそ、効率よく“未来の安心”をつくる工夫ができた
  • 働かなくてもいい、ではなく、「自分らしく暮らす」ことを選べた

そんな風に感じています。

「お金をたくさん稼がないといけない」という思い込みを手放して、
“収入に見合った暮らし”で、安心と豊かさを作ることが、これからの暮らしのヒントになるかもしれません。


☘️今後の予告

今回の記事では触れきれなかった「具体的な家計管理の方法」や「最低限の労力で将来安心できる資産を作る方法」も、今後詳しく記事にしていきたいなと思っています。
よかったら、またブログに遊びに来てください☺️

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