わが家は、20坪の平屋に4人で暮らしています。
小さな家だからこそ、家具選びは慎重にしたい……つもりだったのですが、実はソファ選びで2回も失敗しています。
この記事では、1台目ソファで感じた後悔、2台目ソファでの満足と改善点、そして小さな家で後悔しないための選び方を、リアルな体験をもとにお伝えします。
1台目ソファの失敗談|サイズ・掃除・色…よく考えずに買った代償
引っ越し直後、「とりあえずソファ欲しいよね」と、なんとなくニトリで購入。サイズと予算で決めてしまい、結果は大失敗でした。
(※商品が悪いのではなく、わが家の暮らしと合わなかったという話です)

- 奥行きが浅くて寝転べない
使ってみて初めて分かったのですが、わが家でソファは“座る”より断然“寝転ぶ”場所でした。そうすると、一般的なソファの奥行きでは浅く、ゴロンと横になるには窮屈でした。 - 肘置きが不要だった
枕代わりにしようと選んだ肘置き。実際に使ってみると高さが合わず、結果的に座れる面積を減らしただけになってしまいました。 - 掃除がしにくかった
カバーが外せないタイプのファブリックソファだったため、子どもが汚しても洗えないのがストレスでした。また、中央に溝があり、おもちゃやホコリが溜まりやすく、それも掃除ストレスを増やしました。 - 部屋の色と合わなかった
無難に選んだグレーが、後に目指そうとした北欧ヴィンテージ風の部屋に合わず後悔しました。 - 背もたれが高くて圧迫感があった
小さな空間では背もたれの高さは重要。見た目や圧迫感に影響しました。
教訓:「掃除しやすいか」「どう使いたいか」を明確にして選ぶべし!
2台目ソファで満足したことと、数年後に気づいた小さな後悔
1台目の反省を活かして選んだのが、今使っている2台目。条件を明確にし、デイベッドタイプのソファを購入しました。

- カバーが外せて洗える
- 奥行きは広め(78cm)
- 肘置きなし・溝なしの座面
- 背もたれ低めでスッキリ
- 座面がベッドマットレスのようにフラットで、ベッド用のボックスシーツをカバー代わりに使えそう
色はベージュ系で、理想の北欧インテリアにぴったり。満足度はかなり高いです。
…とはいえ、数年使って見えてきた「もう少しこうだったら」という点もあります(苦笑
- あと20cm奥行きがあればもっと完璧
78cmの奥行きでは、セミシングルベッド用のカバーをかけても少し余る…。いっそシングルベッド幅くらい奥行きがある方がカバーの選択肢も広く、ピシッとかけられそう。 - 背もたれが低くて長時間は疲れる
圧迫感の無い見た目は気に入ってるけど、背もたれが低いと姿勢が崩れやすく長時間座るのにはやや不向き。 - オットマンがあればさらに快適
大人2人で座ってどちらかが足を伸ばしたいとき、オットマンがあればよかったな…と思うように。
気づき:「満足度90点」でも、使い続ける中で理想は進化する
小さな家のソファ選び|後悔しないための5つのポイント
20坪の家では、家具1つが空間全体に大きく影響します。以下が、私が2回の失敗から得たポイントです。
- 奥行きは“寝転びたい派”なら広めが吉
- 肘置きの有無は“座れる広さ”に直結
- 背もたれの高さは“見た目”と“疲れにくさ”のバランスで決める
- 掃除のしやすさは最優先事項!
- オットマンやカバーなど“後付け要素”も想定して選ぶべし
3台目ソファを買うなら|今の使い方と理想のカタチ
今のソファでもとても満足しています。何より掃除がしやすく子ども達が汚しても心穏やかに対処できるのは本当にありがたい。でも、座るたび・カバーをかけるたびに「あとちょっとだけこうだったら…」と欲が出るのもも事実。
次に買うなら…
- 奥行きはさらに深め(シングルベッド幅が理想)
- 背もたれはあと少しだけ高めに
- オットマン付きで大人2人が同時にくつろげるものを
小さな家でも、快適さをあきらめずに選びたい。そんな気持ちで、次のソファ選びを楽しみにしています。
まとめ|ソファ選びで2回失敗したからこそわかった、“わが家に合う”基準
- 小さな家だからこそ、サイズ・色・掃除のしやすさは慎重に
- 最初から“正解”を選ぶのは難しい
- 暮らしの変化とともに、理想のソファも変わる
- ソファはただの家具ではなく、「家族の暮らしやすさ」をアップさせるもの
焦らず、自分たちの暮らしに合うソファを一緒に探していきましょう。